様々な取得した情報はその内容によって、次のように分けていきます。
・使えるもの
・使えないもの
・保留するもの
使えるもの、保留するものには、次のように関係性を考慮していきます。
1)時系列
2)因果関係
3)他の情報と組み合わせてみる
そしてまた下記の内容にも分けていきます。
1)主観
2)抽象度
3)重要度・優先度
これらを通じて情報を突き合わせて、同じ、違うなどに分けることになります。
ここで注意しなければいけないのは、私を含めてやりがちなことが、情報を善悪で分けてしまうことです。善悪の倫理観は一旦傍に置いておくことが大切です。
「正義の反対は悪ではなく、別の正義だ」ということを言った人がいます。
この言葉はぜひ念頭においておきたいものです。
「情報収集の大切さ 3」の章で「正心」というのが大切だとありましたが、情報の判断でも大切にはなってきます。
また役立つ情報かどうか、現時点では判断できないので、保留ということも必要な場合があります。それは後で収集した情報と合わせることで、判断がつく場合もあるからです。
そしてやることは沢山あります。
ユダヤの法則(78:22)というものがあり、常に人智を超えた領域があるので、ほどほどにすることが大切です。
間違った情報については、どこが間違いなのかを分析するようにします。そうすることで別の知見が得られることもあります。
人々の願望によって情報は作られることがあります。
情報の内容によっては主観があることを前提にして、情報を冷静に分析するようにしましょう。
複数の情報を比較することで、自分の思い込みに気づくことがあります。
まとめ
情報収集の肝心なところは、面倒臭くならずに、些細なことの積み重ねです。
日常的な努力の積み重ねで、高い情報リテラシーを得られるのなら、それもまた自分の情報分析の能力も向上するということにもなります。
人生を良い方向へ進められるように、ぜひなりましょう。