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よりよい人生を歩むために情報を活かす
私たちが人生を歩む際に、以前では新聞やテレビ・ラジオでしか得られなかった情報が、現在ではインターネットを利用して情報を入手でき、情報を得やすい環境にあります。
そして情報のどれが正しいか否かは、取得した情報から自分で判断していく必要があります。そこでは、絶えず情報収集と判断を繰り返すことで身に付きます。
その身についた情報収集と判断によって、私たちの人生に大きく影響されます。
とはいえ、どういった考えで情報を取捨選択し、判断の材料としていくことは大変な作業でもあります。その大変な作業を苦にならずに行えるようなるために、このサイトでは様々な内容を紹介していきます。
あなたがよりよい人生を歩んでいくために、なぜ情報をよりよく活かしていくことが大切なのかを、これから学んでいきましょう。
情報を知っているのと知らないのでは
私たちは人生で様々なことを経験していきます。
その人生の過程において情報を知ることに意識を向けることで、余分に時間を要することを減らし、よりよい人生を思うように歩むことができます。
では、そういうよりよい人生を歩んでいくためには、どのように考えて行動したらよいのでしょうか。
まずは、そのうちの一つである考え方についてお知らせします。
私たちの人生を「道」として例えてみると、情報は「地図」に例えることができます。
実際には他の天候などの条件が関係してきますが、簡単にいうと、地形や道を知っていれば、最短距離での移動、あるいは、危険を回避するために進路を迂回することができます。
情報とは何か
ここでWikipediaにて、情報そのものについての定義を再び認識してみましょう。
情報という言葉の定義をはっきり認識することで、具体的な内容がどの意味合いを持つのかを認識でき、かつ、明確になります。
以下のような4つの記述がありました。
- 1)あるものごとの内容や事情についての知らせのこと。
- 2)文字・数字などの記号やシンボルの媒体によって伝達され、受け手において、状況に対する知識をもたらしたり、適切な判断を助けたりするもののこと。
- 3)生体が働くために用いられている指令や信号のこと。
- 4)(情報理論(通信理論)での用法)価値判断を除いて、量的な存在としてとらえたそれ
※出典 Wikipedia)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1
(2022年1月時点)
それぞれを具体例として考えていきます。
- 1)あるものごとの内容や事情についての知らせのこと。
事象、事物、過程、事実などの対象について知りえたことを指します。
「1」の意味での情報は「情報を交換する」「情報を流す」「情報が漏れる」「極秘情報」などのように用いられています。
例えば、本名、年齢、学歴、病歴などの個人情報が挙げられます。
- 2)文字・数字などの記号やシンボルの媒体によって伝達され、受け手において、状況に対する知識をもたらしたり、適切な判断を助けたりするもののこと。
なんらかの価値あるものと結び合ったものを指します。
この意味の情報は、「情報時代」「情報社会」のように用いられています。
例えば、バーコードが挙げられると考えられます。
- 3)生体が働くために用いられている指令や信号のこと。
例えば、生体認証が挙げられ、指紋や静脈、声など、身体の一部やそれに準ずる要素を使って本人を特定するような仕組みや情報になります。
- 4)(情報理論(通信理論)での用法)価値判断を除いて、量的な存在としてとらえたそれ
コンピュータや情報ネットワークの情報ということだけでなく、遺伝子の配列、人間の論理的思考や判断も「情報」の処理プロセスと見なせます。情報理論はこれらを含むあらゆる「情報」を対象としています。
以上、4種類の意味合いがあります。
このうちの「1」に該当する「あるものごとの内容や事情についての知らせのこと」を対象にして話を進めていきます。
見えない前提条件
得られた情報から物事を理解するときに、明確に言葉になっていなくても、その情報の背景には隠れている前提条件(前提となる情報)が存在します。
この前提条件とは、明確になっていないため、気づきにくいのものです。
そのため、あらかじめ前提条件が存在するものと考えておいた方がよいものです。
例えばあなたが「AさんとBさんは会話をした」という話(情報)を得たとします。
その会話という手段には、直接あって会話をする、電話で会話をするなどがあります。
その電話という手段には、スマートフォン、ガラケーと言われる携帯電話、利用する頻度が少なくなった公衆電話、PCやアプリを利用したスカイプ、LINEなど、現代では様々な手段があります。
もし「AさんとBさんは会話をした」を第三者に伝えようとしたとき、そのまま情報を伝えたとしても、第三者とは通じた内容が断片的にしか伝わらないことが考えられます。
この例えの場合は、手段になる電話の機種や他のデバイスが前提条件になります。
このような認識の食い違い(齟齬/そご)が発生しないためにも、前提条件となるものは再確認する場合があります。この例の場合は、会話する手段でした。
現在は情報を共有するための技術的な進歩が早いので、世代間での認識の齟齬が起こりやすくなってきています。また技術の変化には普段の生活をしていて、絶えず流行を追っていたりしなければ、気がつきにくいものでもあります。(流行を追うというのも情報を活かすことになります。)
例えば技術的な変化については、携帯電話からスマートフォン利用への変化、映像ならテレビからYouTubeやニコニコ動画などの動画配信サイト、NetflixやHuluなどの動画配信サイト利用への変化があげられます。
こういったことはあなたも、意識していなくとも、感じていることかもしれません。
(続く)